暑かった夏の日々も10月に入り少しずつ落ち着いてきました。
塾としての10月は最も忙しい時期である夏期講習とその後の定期試験を終え、
冬から本格化する受験対策に向け、”ちょっとだけ落ち着ける谷間の時期”といったシーズンになります。
その一方で、私はとてつもない準備に追われています…
「過去問演習」です。
これがとにかく大変&重要なのです。
生徒にもよるのですが、
授業で本格的に過去問演習が始まるのが、11月中旬~になります。
それでいえば、あと一か月半くらいの猶予があると考えることもできます。
ただし、
①受ける学校(特に私立高校)が生徒ごとに異なる
②過去何年分か遡って演習する
という点を考慮すると、
とてもじゃないですけど本格的に始まってから準備したのでは間に合わないのです。
(更に、私が室長ということで担当している受験生が多いというのもあります)
約6年前から自分が準備してきた過去問を全部残して溜めているのですが、
ざっとこんな感じです。
↓↓
もともとは、数学や英語などの問題で、”生徒からの質問に即答したい”という考えのもと始めたのがきっかけでした。
私も経験を積んできたとはいえ、さすがに数学の難問や英語の長文となると即答できなかったりもするので…
科目によって準備の仕方は異なるのですが、数学はこんな感じ。
基本は各学校の英語・数学を中心に解き進めていますが、
ニーズの観点からも公立は5科目全て、一部私立の国語も解説準備を行っています。
過去問に付属している解説と比べると至らない部分もあったりしますが、
より効率的な解き方があればそれを盛り込んだりしています。
(出版社の解説にはどうしても制限があるようなので…)
ちなみに数学は解説時に毎回、私が作った解説のコピーを生徒に配布しています。
「私がスムーズに解説するためのツール」だったのですが、割と生徒の皆さんにも好評です。
それまで通常授業で教わってきた先生が作った解説ですし、
付属の解説よりも分かりやすいみたいです。
最近の空き時間では、こんな感じのことをひたすら黙々と取り組んでいます。
過去問を解きつつ解説の準備をしているかたちになるので、これが結構時間がかかります。
他の業務と並行しながら進めるとなると、一日に1~2科目分が精一杯です。
正直、ここまで過去問を解きまくっている教室長って中々いないんじゃないかなと思います。
特に個別指導だと、1~2科目を専門的に教えてる先生もいる一方で、多くの科目を担当されている先生もいます。
そうした状況で担当科目全ての過去問を解ききるのにはかなりの時間がかかってしまうんですよね。
(自慢になりますが、私は何だかんだ5教科全てが担当科目です笑)
もちろん、解かなくても過去問の知識がある教室長さんも大勢いらっしゃると思いますので、一概に解いていないからダメというわけではありません。
ただ私の個人的意見としては、やっぱり解いたり解説の準備をしたりしないと中々その学校の入試問題のイメージがピンとこないんですよね。。。
あとは、もともとかなり授業準備をする性格というのもあるので(笑)
まあそんなこんなで絶賛過去問と格闘中です。
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