当塾生徒の成績について
- 校長
- 4 日前
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さて、入学式も終わり本格的に新年度・新学年がスタートしました。
当塾も春期講習を終え、多くの生徒が本格的に新学年の内容をスタートさせています。
当塾では現在、中2・中3生を対象に前回の成績(全学年の学年末)の振り返りと新学年の前期に向けた目標設定の個別面談を行っています。
(本当は成績発表後すぐに実施したかったのですが、春期講習に追われてしまい、私の授業が落ち着く今のタイミングになってしまいました)
特に今回、私もかなり驚いたのが、全学年の前期→学年末にかけて、一気に成績を6ポイントも上げた生徒が2名もいたことです。
成績は「5段階評価×9教科=45ポイント」が満点ですので、この6ポイントアップがいかに素晴らしい数字かが分かると思います。
1回あたりの成績アップの数字としては、当塾の歴代の中でも過去最高の記録になります。
入塾して以来、2名とも成績を10ポイントアップさせており、こちらも過去最高の結果となります。
これだけの上昇となると、当然ですが塾で受講している科目以外でも成績を大きく伸ばしたことになります。
受講科目や当塾の定期試験対策でつかんだ勉強のリズムやモチベーションが、他の教科にも波及している証拠かと思います。
もちろん、上記のように成績を大きく伸ばすことが出来た生徒がいる一方、思うように成績を上げられなかった生徒がいるのも事実です。
個別面談の際には、そうした生徒さんにも①次に向けての具体的な数値目標、②目標達成に向けた具体的な取り組み、の2点についてお話しをしています。
今回、思うようにいかなかった生徒さんの中にも、日々の学習に対する意識が改善されている子も多く、今後の伸びが大いに期待できる人もいるなというのが率直な感想です。
そして、「実際のところ、うちの生徒さんのこれまでの成績ってどうなんだろう?」
と疑問に思い、これまで在籍された生徒さんの成績の変化について簡単に調べてみました。
対象:中学時代に当塾に計1年半以上通ったことのある生徒、もしくは当塾に半年以上在籍したうえで高校受験を迎えた生徒
(いずれも川崎市内の公立中学校生であり、在籍中の生徒含む)
成績を上げた生徒:93.6%
成績を3ポイント以上上げた生徒(含オール5超え):18.1%
入塾時からの成績変化の平均値:+2.51ポイント
入塾時からの成績変化の中央値:+2ポイント
調べてみたものの、この数値が果たして良いのか悪いのか分かりません笑
というのも、こうした全体数値を開示している塾さんがそもそも少ないというのと、
成績を上げると一口に言っても「27→30」と上げるのと、「37→40」と上げるのでは同じ上げ幅でも難易度が異なるからです。
ですが、生徒さんの実力向上を見るという意味では、
平均点がより変動しやすい定期試験の点数よりは、まだ成績の方が塾の効果を判断するうえで良い材料にはなるのかなと思います。
(実際、試験の点数のインフレ・デフレはよく目にしますが、成績のそれらは私の知る限りでは見たことがないので)
まあでも、9割以上の生徒さんの成績を上げられていますし、最低限の結果は果たせているんじゃないかなと。
こうやって数値を分析してみるの、結構面白いです笑
読んでいただきありがとうございます。
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