先週・先々週と中学生の皆さんは学年末試験お疲れさまでした！
今回もいつものように、試験前の土日に8時間×2日の定期試験対策を行いました。
このブログでも再三お伝えしていますが、とにかく生徒の皆さんの集中力には目を見張るものがあります。
間に何度か休憩はあるものの、10時～19時というかなりの長丁場の試験対策の中で、ひとりひとりが自身のやるべき課題と向き合っています。
私自身も個人的に勉強をしているので分かるのですが、どこかで気を緩めてしまうとどうしてもスマホを無駄にいじってしまう等の”甘え”が生じてしまいます。
試験対策の時間中、四六時中講師が教室内を巡回しているわけではありません。
（何なら普通よりも巡回の回数は少ないと言えます）
それでも、誰一人としてスマホをいじったり、近くの生徒とおしゃべりをしたりが一切ありません。
校長の私が強権的に圧力をかけているわけではなく、自然発生的にそういう「勉強するのにちょうどよいピリつき感」が生まれているのは本当に驚くべきことです。
私もかつて働いていた塾の試験対策では、生徒どうしのおしゃべりが絶えずに全体的に緩い雰囲気で終始してしまうこともありました。
試験対策というのは、”とりあえず参加すればいい”というものではありません。
参加する中で何を鍛錬するか、何を得るかが非常に大事です。
今回の試験対策を経て、改めて本気で勉強を頑張りたい！と思う生徒にとって非常に良い環境が作れているなと感じました。
今回、試験に向けて努力を重ね、過去最高の結果を勝ち取った生徒さんを数名ご紹介したいと思います。
生徒Ａ～主要5科中4教科で9割超え～
5教科・9教科の合計点で過去最高点を達成しました。
入塾当初は中々勉強のリズムが構築できず、塾の宿題が未達成となることも多々ありました。それにより私からやや強めに注意を受けたこともありました。
次第に学校の勉強+塾の授業+宿題の勉強ペースをつかみ、今では頻繁に自習にも来るようになり、現在進行形で地道に努力を積み重ねています。
その結果、どんどん発展的な内容にも臆せず取り組めるようになり、成績はこれまで右肩上がり。そして何よりも、生徒さん自身が勉強に対して自信を持てるようになっていることを感じます。
どうしてもこの時期は周囲に流されて、”受験”を意識した学習に身が入らない生徒も多い中、日々の振る舞いから”受験生らしさ”を感じています。
今後の更なる飛躍に期待しています。
生徒Ｂ～主要5科中3科で9割超え～
入塾時からの”伸び”で言うと一番の生徒になります。
入塾後の最初の頃は試験勉強も十分に行えない中、科目によっては準備がほぼゼロの”諦め”の状態で試験本番に臨むこともありました。
ですが、講師からの指示には素直に従ってくれる生徒さんで、長丁場になる試験対策も本年度は皆勤賞。学校外の活動も忙しい中、弱音を吐かずに忍耐強く勉強に取り組んでくれています。
つい最近、ご本人から「〇〇高校（直近の成績よりやや上の学校）の受験をちょっと考えてる」と言われましたが、来月の成績次第ではその学校も現実的な目標になってくるかもしれません。
ここで私も担当講師も驚くような結果を出せたことは、本人にとっても今後本格化していく受験勉強においても大きなモチベーションになると思います。
ここからの更なる成長に期待しています。
生徒Ｃ～主要5科中3科で8割超え・5科平均8割超え～
こちらの生徒さんの”伸び”も目を見張るものがあります。
いわゆる、「決して勉強が好きではない」というごく普通の感覚を持った中学生です。私も非常に共感できるのですが、「勉強が”やらなければならないこと”と分かっているものの、中々気持ちが乗らずに行動に移せない」というタイプの生徒さんでした。
それでも、宿題などのやるべきことは必ず守ってくれる生徒さんで、ここ最近の試験の結果を見ても、全体的な点数のベースが以前よりも確実に上がってきていました。
そして、今回の学年末試験で5教科・9教科ともに過去最高の点数を勝ち取りました。
個人的に何より嬉しかったのが、試験の結果を私に見せる際、これだけ十分な結果が出ているにも関わらず、「〇〇（科目）はもうちょっと出来たと思う…」と発言していたこと。
総合的には良い結果が出ている一方で、反省点から目をそらさない姿勢から、"点数に対する貪欲さ”を感じました。
今後もその貪欲さを忘れずに、更なる高みへと達してくれることを期待しています。
他にも多くの生徒さんが頑張ってくれましたが、その中でも一部を紹介させていただきました。
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