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校長

受験後のつぶやき

今日をもって、当塾の中学受験・高校受験の全日程が終了しました。

詳しい合格実績などについては、神奈川の公立高校の合格発表(3/1)後にまとめて公表しようと思います。



去年と同様、今年も新型コロナに振り回された受験になりました。

受験に向けて一番の勝負どころである夏休みには感染者数が急増し、いよいよ本番!と意気込み始める1月中頃からオミクロン株の影響でまた感染者が急増し…


そうした逆境の中、生徒たちは本当によく頑張っていました。

感染対策にも十分気をつけてくれたおかげで、ここまで通常運営を途切れさせることなく受験を終えることができました。



入塾当初と比較しても、どの生徒もそれぞれのかたちで成長し、意義のある受験になったと思います。

それは、一人ひとりに「ここが成長したよ!」と言えるくらい顕著なものでした。



この時期を迎える度にいつも思うのが、私は受験に対して結果主義者になれないなと。


怠けたい気持ちを抑えて塾に自習に来たり

遊びたい気持ちを抑えて宿題をこなしたり

全てを投げだしたい気持ちを抑えて勉強に向き合ったり…

そういった生徒の姿を見ていると、”努力”そのものに価値があるんだなと強く感じます。

生徒の進路に関わるいち教室長として、ある意味この考え方はダメなのかもしれませんが。



受験というものは、受かる人もいればそうでない人もいます。

例え結果が駄目だったとしても、「不合格=負け」ではありません。その後の人生でいくらでも「価値のある経験=勝ち」にできます。


私も中学受験のとき、結果は不合格でした。でも、全くそれを負けとは思っていません。

もちろん、その時はものすごく悔しかったです。

でもだからこそ、その後の勉強に全力で取り組むことができましたし、その進路だからこそ出会えた友人・得られた経験は私にとって大きな糧となっています。

振り返ってみると、最善の進路をたどったと確信しています。



自分にとって、この経験が“価値あるもの”として捉えられるまでには、時間がかかる人もいます。

だから、悔しがってもいいです。

そうやって、「悔しい」と思えることそのものも「価値」となります。

それだけ本気で頑張ってきた証拠です。「悔しい」と思える自分をどうか全力で褒めてあげてください。


今回の受験でどのような結果になろうとも、何より大切なのは“これから”です。

一人ひとりに「その学校でしかできないこと」が必ずあります。

それぞれの場で、輝かしい学校生活を送れることをお祈りしております。



地元の個別指導塾 中丸子校校長

外山

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