top of page
校長

なぜ「勉強」は必要なのか?

今回は壮大なテーマについて、私なりの自論をお話ししたいと思います。



多くの学生が一度は「どうしてこんな面倒くさい勉強をしなくてはならないのか…」と思うことがあると思います。


もしくは、“勉強”とひとくくりにしなくても「数学って将来使わないですよね?」とか、

「大人になったら歴史って役に立ちますか?」ということを耳にすることがあります。

(こういう時に真っ先に「数学不要論」が話題に挙がりますが、数学が好きな私にとっては複雑な気持ちです…)




勉強する目的をもし一言で言うならば、

世の中の仕組みを正しく理解するためであると思います。



例えば、ここ数日かなり暑い日が続いていますよね。

では、なぜここまで暑い日が続いているのでしょうか?

そもそも“気温の上がり・下がり”は何が原因なのでしょうか?

地球温暖化の要因と言われているにも関わらず、なぜ人類は石油・天然ガスなどの化石燃料の使用をやめられないのか?

そもそも化石燃料とは何なのか?

なぜ電力供給がひっ迫しているのか?

などなど…



世の中の仕組みを理解しようとすると、小・中・高の学校で学ぶ知識が極めて重要になってきます。

それは「自分が相手に説明することができない」ということもありますが、

最低限の知識が無いと「相手から説明されても理解ができない」という事にもなりかねません。


そうなると、将来働くとなった時に業務がうまくこなせなかったり、

業務に必要な知識・技術の習得に時間がかかってしまいます。



また、こうした知識は生きていくうえで“損をしない”ということにもつながってきます。



例えば将来、家を買うことになりローンを組むとします。

一生に一度の大きな買い物ですので、かなりの金額を使うことになります。


ここでも、“知識”をしっかり持っていないと、

“複利”って何?

税金の控除って何?どのくらいお得になるの?

この場所に家を建てることにどんなリスクがあるのか?…


などの判断ができなくなり、数十万・数百万レベルの損をしてしまうこともあるかもしれません。


この「損をしない」という観点では、井田個別の塾長もコラムで書いておりますので参考としてみてください。


「『知っている』は得をすること」



先日、YouTubeで動画を見ていた際、今回のテーマと同じ内容の動画に遭遇したことがありました。


その動画の中では、

「多くのことやものを知っておくと、『世界の解像度』が変わる。

色々なものを知ることで、世の中をはっきりと知ることができる。

“勉強しない“というのはある意味、目が悪いのに眼鏡もせずに映画に見に行くことと同じことだ。」


と説明されていました。まさにその通りだと思います。



どうか皆さんも学校・塾で鍛錬を積み、“知識”という高性能の眼鏡を身につけていってください。


読んでいただきありがとうございます。

Kommentare


bottom of page